5月に観察された野鳥は44種類でした。
目には青葉 山郭公 初松魚。一年中で一番過ごし易いさつき、また、自然の生命力を特に感じる季節でもあります。新緑の樹海に浮かび上がった残雪の岩手山、快晴の空を背景に何時もより近くに見えます。四季の中で一番美しい岩手山を見ることが出来るのもこの5月です。小鳥たちは巣作り、産卵、抱卵、子育てと、これまた一年で一番忙しい季節でもあります。一年の中で、一番活気に溢れていた5月の森林公園の森でした。
5月6日、まるで寄席の出囃子のようです。頻りに歌った後、高座に登場した真打イカル。キビタキが水浴びにやって来ました。コサメビタキ、アオジが池にやって来ました、遠くでキジが鳴いていました。
5月8日、キビタキのメスが巣材の枯葉を集めていました。キビタキのペアーが揃って水浴びにやって来ました。
5月11日、煙突から降りて来たかの様な、真っ黒なスズメがいました。春秋恒例になった旅の途中のノゴマが立ち寄ってくれました。シメの交尾を目撃(ネイチャーセンターでは初記録、たぶん)。
5月18日、リスがササを引き抜いて、茎の柔らかい所を食べていました、タケノコの味がするのかも。
5月19日、ホトトギス初鳴き。ヒヨドリがおねだりポーズをしていました。キビタキ♀コケを集めていました、巣も仕上の段階か。巣箱に入っているニホンミツバチが分封(分蜂)を始めました、大きな羽音とともに蜂柱となって北に向かっていきました。これからは、幼い幼鳥達が続々と、やって来ます。 |