9月に観察された野鳥は、26種類でした。
ネイチャーセンターは、塗装工事用の足場に取り囲まれて、作業員が頻繁に作業をしているためか野鳥達はあまり近寄ってきませんでした。
ヤマガラは、あまり人を恐れずに餌場に寄ってきていますが、シジュウカラやゴジュウカラは、作業開始前や昼休みの時間に現れます。エナガの集団に、コゲラ、ヒガラが混じって梢を渡っており、時々観察の窓近くで可愛らしい姿を見せてくれます。メジロも5,6羽が水浴びに来るのですが、常連のシジュウカラやヤマガラに邪魔されて、早々に引き上げてしまいます。
子育てが終わったカワラヒワは何処に行ったか、鳴き声も聞こえなくなりました。夏の間姿を消していたイカルが姿を見せましたが、定着せずにいなくなってしまいました。シメは、9月末というのに幼鳥がまだ親から餌をもらっています。夏、賑やかだったキビタキの声がしなくなりましたが、時折水浴びをしていることがあります。
サンコウチョウが観察の窓近くにひょっこりと姿を見せました。今年は近くで囀りを聞くことはなかったのですが、渡りの途中だったのでしょうか。例年は旅鳥として春と秋に数日来ているノゴマやマミチャジナイはとうとう見ないでしまいました。
キジバトは、一時来ていましたが、工事が始まって以来たまにしか来ません。野鳥の数が少ないためかハイタカもほとんどきていません。
人気者だったリスの親子は、すっかり子離れれをしたようで、それぞれが独立してクルミの新しい実を食べたり地中に隠したりしています。 |