019-692-4321 - 受付時間 / 9:00-17:00

LANGUAGE

まきばの散歩道

樹液採集の時季

2012/03/20 14:40

小岩井農場もこの頃暖かい風が吹くようになり、春を感じれるようになりました。
しかし、今日は寒い。冷たい季節風が吹く冬の天気でした。
そのような中で、散策案内人とこの時季に行われている樹液の採集をしました。
樹齢100年以上の大きなカエデの木がまきばの天文館のそばにあります。
まきばの天文館 

大きなイタヤカエデに2週間前から樹液採集用の管を取り付けていました。
採集用ビニール袋に樹液がたまっていました。
日当たりや気温によって樹液の出方がずいぶん違うようです。
樹液採集 

まきば園内に植えてあるサトウカエデに採集用具を取り付けました。
ドリルで深さ3cmほど穴を開けます。
樹液採集 

袋につないだビニール管を穴に差し込みます。
樹液採集 

差し込んでまもなく、樹液が管の中に流れ出してきました。けっこうな量が流れています。
樹液採集 

採集用ビニール袋に貯めます。
樹液採集 

スタッフが集めて煮詰めたシロップを取り出しました。
これははじめに見たイタヤカエデエの樹液からつくったものです。
蜂蜜のような色をしたシロップ。10リットルの樹液を200ccまで煮詰めたものです。
樹液採集 

なめてみるととても甘い! まさにメイプルシロップ。
樹液採集 

幹に蓄えたでんぷんを、根から吸い上げた水と混ぜ、酵素の力で糖に分解するのだそうです。
この甘さは、昨年葉が光合成でつくったでんぷんからできた糖の味だったのです。
葉が落ちた木も、春になり内部では活発に動いているのですね。

(齊藤)