代表的な活動の紹介

廃棄物の削減と有効活用

事業活動で発生する廃棄物の排出量を抑制するため、削減に取り組んでいます。廃棄物の種類や量をあし、定期的なチェックを行ないながら、進めています。

廃棄物の循環型システムフロー

小岩井農場では、循環型社会を目指し、廃棄物の排出削減とリサイクルに取り組んでいます。自社内でのリサイクル資源以外は、委託処理を行なっています。委託先を評価・選定する際には、可能な限りリサイクルシステムを持った委託先を選定しています。

畜産バイオマス発電

家畜糞尿等の家畜排せつ物の適正処理・有効利用は、畜産業界にとって今後の大きな課題の一つです。

2004年4月、小岩井農牧(株)、三菱重工業(株)、東北発電工業(株)、東京産業(株)、雫石町は「(株)バイオマスパワーしずくいし」を設立、2006年6月から小岩井農場敷地内にてバイオマス利活用施設が稼動を開始しました。小岩井農場で飼養されている牛や鶏といった家畜から排出される糞尿や雫石町など周辺地域から集めた食品残渣は、この施設でメタンガスを利用したグリーン電力や液肥、堆肥となります。グリーン電力は施設内で利用されるとともに、余剰電力は電気事業者に販売しています。また液肥、堆肥は、再び小岩井農場の土に返り、畑の生産力を高めます。

(株)バイオマスパワーしずくいしでは一日に約80tの「家畜排泄物(畜産系バイオマス)」と約30tの「食品残渣(食品系バイオマス)」を受入れ、そこから約4,000kWhの電力を発電、また、約52tの液体肥料と約29tの堆肥を生産しています。(下図参照)

(株)バイオマスパワーしずくいし

 

(株)バイオマスパワーしずくいしでは一日に約83tの「家畜排泄物(畜産系バイオマス)」と約33tの「食品残渣(食品系バイオマス)」を受入れ、そこから約4,000kWhの電力を発電、また、約52tの液体肥料と約29tの堆肥を生産しています。

ミニ解説 バイオマスって何?
バイオマス(biomass)とは、「バイオ(bio):生物、生物資源」と「マス(mass):量」を組み合わせた言葉で、「再生可能な生物由来の有機性資源(化石資源は除く)」という意味です。

二酸化炭素削減への取り組み

 

エコカーの導入

ハイブリッドカー「プリウス」を、営業車両として2005年より順次導入し、燃料の削減に努めています。

バイオディーゼル燃料の導入

廃食用油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料(BDF)を、農場内で使用する作業機械の燃料として、2006年より使用しております。

環境に配慮した森林経営

小岩井農場では2,000haの森で価値の高い森林施業を行いながら、豊かな森林を後世に伝えます。木材生産を主目的とする「普通施業林」の他、農場景観を形作る林としての「景観保全林」、長期にわたる施業の貴重な成果としての「優良保存林」と、森を三区分して施業を行っています。

緑の環境づくりの提案

小岩井農場では設計・施工、メンテナンスまでの一貫した事業体制で、人と地域に密着した緑の環境空間を創造しています。近年、地球規模の環境問題が重視されている中で、自然生態系が再生した機能するための環境整備にも取り組んでいます。また、都市域においては、ヒートアイランド現象による温暖化の防止、生物多様性の一助を目指した屋上緑化等も提案しています。

自然環境への理解を高める取り組み

小岩井農場の歴史、自然、環境への取り組みを、農場を訪れるお客様に紹介する「ガイド付きツアー 小岩井農場物語」の実施

農場が創りあげてきた景観の中を歩こう

  • 1. 樹齢100年のスギ林林道を歩く
  • 2. 矢取森又は長者舘の広大な牧草地を見学
  • 3. 山林植林事業紹介と帯状復層林を見る
  • 4. 逢ノ沢・猫石沢の清流で生き物を探す
  • 5. 栄森・蛙池周辺の池と森を散策

環境コミュニケーション ~緑を守り育てる・植樹祭~
当社では1968年(昭和43年)から毎年、植樹祭を開催しています。この植樹祭は、山林を守っていくという社内の意識付けと確認の場であり、従来は当社OBの方々とグループ会社を含めた従業員が参加して実施してきました。2000年より、外部の方々への啓蒙のため、また当社が山林を大切にしているということを、植樹という実際の作業を通じて体験・理解していただき、さらには環境教育の場としても利用していくという認識から、当社と関係の深いお取引先様にも参加を呼びかけています。