小岩井農場KOIWAI farmed since 1891

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岩手山南麓の緑豊かな大地。伝統と技術を活かす総合農場。小岩井農場は百年の時を超え、新たな歴史を刻みつづけています。
 自然の中からおはなしをもらってくるという宮沢賢治の作品には、小岩井農場も登場します。「おきなぐさ」「狼森と笊森、盗森」をはじめとする童話、そして詩。ことに詩集「春と修羅」の中の「小岩井農場」では、600行にわたり描画されています。1891年に広大な岩手山の火山灰土の原野に植林からはじまった農場づくりは、賢治がベッドにしたカラマツの林はずいぶん大きくなりましたが、「本部の気取った建物」と表現した洋風の建物はいまも変わらぬハイカラな姿でたたずんでいます。
 牛乳、そして醗酵バターはすでに明治時代に製造をはじめていました。当時は牛、めん羊のほかに乗用馬も育成。日本初の三冠馬「セントライト号」もここ小岩井農場育ちでした。事業は時代に合わせ種鶏事業、観光事業、緑化造園などを加え、現在は生産農場を原点に、農林畜産関連の7つの複合的事業展開をおこなっています。
小岩井農場ミニ年表
1891(明治24年) 農場創業。創業者の小野義真、岩崎彌之助、井上勝の頭文字より小岩井農場と名前をつけた。火山灰土の原野の開墾に着手、防風林を造成(明治30年代前半から本格的に植林を開始)
1899(明治32年) 場主が岩崎久彌に。種畜中心の事業を推進牛乳の市販開始
1901(明治34年) 乳用牛のホルスタイン種、めん羊などを輸入
1902(明治35年) 発酵バターの市販を開始
1909(明治42年) 植林1,000ヘクタール達成
1932(昭和7年) チーズの市販を開始
1938(昭和13年) 小岩井農牧株式会社設立
1962(昭和37年) 種鶏事業を本格的に開始
1967(昭和42年) 観光事業を本格的に開始
1972(昭和47年) 緑化造園事業を開始
1976(昭和51年) 乳業事業を分離し、キリンビールと折半出資で小岩井乳業(株)を設立
1994(平成6年) 農畜産商品の開発・販売事業を開始
1998(平成10年) 「農場たまご」生産・販売事業開始
2001(平成13年) ISO14001取得

小岩井農場の創業者
小野 義真 岩崎 彌之助 井上 勝
小野 義真
(おの ぎしん)
日本鉄道会社副社長
岩崎 彌之助
(いわさき やのすけ)
三菱社社長
井上 勝
(いのうえ まさる)
鉄道庁長官
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