まきば園内「彩林館」が"臨時"展示資料館となっています
2010/06/17 14:44
宮崎県で牛や豚に発生しました「口てい疫」により、
小岩井農場では、家畜への感染予防を目的に家畜施設への立ち入りを禁止しております。
小岩井農場酪農発祥の地「上丸牛舎」も立ち入り禁止とさせていただいており、
牛舎構内にある展示資料館にも行けない状況が続いておりました。
そこで6月から、まきば園内彩林館(ミルク館の南側)を“臨時”展示資料館としました。
創業以来119年の歴史や現在の様々な事業について展示しております。

臨時展示資料館は彩林館です。ミルク館と炭火焼バーベキューの間にあります。

中に入るとこのようになっています。

まずは小岩井農場の創業者3氏の紹介から。
小岩井農場の名は、小野義眞(日本鉄道会社副社長)、岩崎彌之助(三菱社社長)、井上勝(鉄道庁長官、日本鉄道の父)。
以上3氏の頭文字をとって名付けられました。ご存じでしたか?
最初に思い立ったのは、日本鉄道の父と呼ばれる井上勝でした。
現在、大宮の鉄道博物館で井上勝の特別展示が行われていますので、併せてぜひご覧ください。

明治時代の放牧風景です。木が写っていませんね。
当時、小岩井農場周辺は広大な原野で、木が生えていなかったのです。
酸性土壌で水はけが悪く(湿地帯が多かった)、農場として整備するのは大変なことでした。
先人たちの大変な苦労があって、現在の小岩井農場があるんですね。

そんな小岩井農場を大変気に入って何度も訪れてくださったのが、かの宮澤賢治でした。
小岩井農場を舞台として、「小岩井農場」「耕耘部の時計」「遠足統率」「塔中秘事」などの作品を残しました。

これは大正14年当時の小岩井農場をジオラマにしたものです。
宮澤賢治がほぼくまなく歩いていたであろう、小岩井農場とその周辺の様子がよく分かりますよ。

小岩井農場は酪農をはじめとして数多くの事業を多角的に行っています。
それぞれの事業については皆様の目に直接触れる機会が少ないため、知られていないことも多いです。
観光地ではなく、生産農場としての小岩井農場にふれていただくと、きっと「目からウロコが落ちる」ことでしょう。

映像展示もあります。「小岩井農場の四季」と題したDVDを上映しています。
四季それぞれに魅力的な風景がまとめられていますのでぜひご覧ください。
もし気に入っていただけましたら、売店でも販売しておりますので、どうぞよろしくお願いします。
このように、「展示資料館」のすべての展示物はありませんが、
知られざる小岩井農場にふれていただける施設になっております。
まきば園にお越しの際には、まきば園内「彩林館」の臨時展示資料館もぜひご覧ください。





































