山林事業

2,000ヘクタールの森で価値の高い森林施業を行いながら、豊かな森林を後世に伝えます。

「百年の木材」を収穫

広漠たる原野に、植林を開始して百有余年、岩手山南麓の厳しい気候にあわせた独自の施業で、鬱蒼たる森林が形作られました。現在は木を植えてから最終的に伐採するまでの期間を百年とし、建築を主体とした様々な木材需要に応えるべく、長期間育てた森から優良材の供給を続けています。

スギ林

生産と環境の調和

木材生産を主目的とする「普通施業林」の他、農場景観を形作る林としての「景観保全林」、長期にわたる施業の貴重な成果としての「優良保存林」と、森を三区分して施業を行っています。いずれの林も、健全な森を長期にわたり育成することで、水源涵養・炭素固定などの公益的な機能も増大し、獣や鳥や野草など数多くの命が息づく森になりました。

「森」への様々な要請に応える事業展開

木材のぬくもりや優しさ、きのこや山菜などの森の味覚、荘厳でありながらも心休まる森の空間。森には人を惹きつける魅力があり、森や木にもっと触れてみたいと考える人が増えています。
小岩井農場の一角にある「どんぐりコロコロ」(第三セクターの株式会社岩手モクアートで運営)というアンテナショップを通して、森林県である岩手県の木工品をはじめ、きのこなどの林産物、森林体験なども、森から生まれる商品として提供しています。森や木のすばらしさ、林業の大切さをこれら商品に託し、幅広い要請に応えられるよう取り組んでいます。また、山林施業の役割を担う、有限会社フォレストサービスを設立し、若手林業技術者を育てています。

どんぐりコロコロ

持続可能な森林経営―CO2問題への取り組み―

森林バイオマスのエネルギー利用は二酸化炭素を増加させないと言う観点から、未利用木質エネルギーの活用も目指し、継続的に再生・維持される森林の育成が、国土保全にもつながるという啓蒙を含め、持続可能な森林経営に取り組んで参ります。

幼齢林地の下草刈

環境に配慮した森林経営―資源としての樹木―

木材は環境保全上優れた資源です。樹木は二酸化炭素を吸収し、木材に加工された後も炭素を固定し続けます。そういった意味でも木材を各種用途に活用し、長く愛用することが環境に対して貢献することとなります。

法正林モデル

法正林モデル

小岩井農場では、持続可能な森林経営を目指した法正林モデル作りを1964(昭和39)年から行っています。

森林の持つ公益的機能

森林の持つ機能は、木材の生産以外にも、二酸化炭素の吸収固定、安全な国土の形成、水源涵養機能、生物多様性の維持など多岐にわたり、私達の生活と密接にかかわっています。
これらの機能は、経済的な理由などにより管理の手が入らずに放置されているような森林では発揮されません。こうした理由から適正に管理された森林そのものが環境貢献であると考えています。

エネルギー源としての木質バイオマス
森林バイオマスはカーボンニュートラルという観点から、そのエネルギー利用の仕組み作り(間伐の徹底→出材→安定供給→利用の仕方)を、外部機関と協力して調査研究を進めています。

環境コミュニケーション ~緑を守り育てる・植樹祭~

小岩井農場の植樹祭は、緑の大切さの啓蒙と森林資源を守り育てようと1968(昭和43)年から続いております。近年、地球環境保全の観点から、大気の浄化や水源涵養、さらには緑の環境維持といった森林自体の持つ公益機能が注目されています。当社では、従来から長期的視点での森林資源の保全および有効活用による環境への貢献に努めています。植樹祭は、当初は従業員向けのものでしたが、現在では従業員だけでなく、OBや社外の方々など、ご家族を含めて一般の方にもご参加いただいており、植樹の輪が広がっています。

植樹祭

環境緑化部へのお問い合わせ

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